「不都合な真実」
ゴアさんをテレビ等で見かけるたびに、思い出すことがある。
それは、2000年の8月のこと。
当時、わたしは夫と共に、アメリカアリゾナ州で暮らしていた。
夫は、大学院で学び、わたしはコミュニティーカレッジで英語を勉強した。
(全然、上達しなかったけど^^;)
そのコミュニティーカレッジの授業で、大統領選の模擬投票をすることになった。
時は、大統領選の真っ只中。
ゴアさんとブッシュさんが接戦を繰り広げ、ほぼ、互角と言われていたときだった。
クラスでの結果は、ゴアさんとブッシュさんの得票数が同数。
これには、先生もわたしたち生徒もびっくり!
そこで、ある生徒が、「先生はどうなの?」と聞くと、「それは秘密だよ」と彼は答えた。
ちなみに、わたしは、「ブッシュ」と書いた。
模擬投票とは言え、これはわたしの「人生最大の汚点」だと思っている。
正直、わたしはこの2人のことをよく知らなかった。
そこで、「なんとな~く」、「ブッシュ」と書いてしまった。
「不都合な真実」を見て、「あ~、ゴアさんが大統領になっていたら・・・」とあらためて思った。
ゴアさんが大統領になっていたら、イラク戦争は起きなかっただろうし、アメリカが京都議定書を批准したことは間違いないだろう。
ハ~、と映画を見ながらため息が出た。
しかし、途中から考えが変わった。
「ゴアさんが大統領になっていたら、世界はもう少しましな方向に行っていたかもしれない」
「でも、彼が大統領になっていたら、彼が進めようとした環境に関する政策はつぶされた可能性が高い」
「そして、なによりこの映画は作られなかっただろう」
彼のような影響力の強い人が、こういう映画を作ったことは「意味」のあることなのだ。
この映画を見ることで先進国の人間、とりわけアメリカの人たちが地球温暖化を真剣に考えるきっかけになるのではという「希望」を持ちたい。
そして、わたしはこの時の模擬投票のおかげで、日本に帰ってきてから、選挙のときに、「1票」を真剣に考えて投票するようになった。
『先進国の人間の「1票」が、時に世界を動かすほどの影響力を持つ』
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「ヒロシマ ナガサキ」(2007.08.08)
- 続きのない夢(2007.05.11)
- 「リトルバーズ イラク戦火の家族たち」(2007.04.10)
- 「ルワンダの涙」(2007.03.15)
- 「不都合な真実」(2007.02.12)
「環境」カテゴリの記事
- カモシカから学んだこと(2007.07.20)
- やんばの精霊(2007.07.18)
- やり場のない怒り(2007.05.27)
- お花見(2007.03.30)
- 「不都合な真実」(2007.02.12)


コメント